2010-12-17

Fwd: Elisabeth Lack著『カフカの描く「動く物体」:動きの実験室としての日記と手紙』

Kafkas bewegte Körper: Die Tagebücher und Briefe als Laboratorien von
Bewegung [Broschiert]
# Broschiert: 254 Seiten
# Verlag: Fink (Wilhelm); Auflage: 1., Aufl. (28. Oktober 2009)
# Sprache: Deutsch
# ISBN-10: 3770548566
# ISBN-13: 978-3770548569
# Größe und/oder Gewicht: 23,6 x 15,8 x 2,2 cm
Franz Kafkas Tagebücher und Briefe sind ein Fundus für die
literarische Darstellung expressiver Körper.
»Kafkas bewegte Körper Die Tagebücher und Briefe als Laboratorien von
Bewegung« ist die erste Auseinandersetzung mit den literarischen
Möglichkeiten und Verfahren des Motion Capturing in Kafkas Schreiben.
Elisabeth Lack arbeitet Kafkas spezifische somatologische Poetologie
heraus, die sich aus dessen Arbeit an der Metapher ableitet und weist
auf die Nähe seiner bewegten Körper zur Körperdarstellung in den neuen
Medien, z.B. in den gezoomten oder im Tempo verzerrten Bewegungen in
den Fotografien Muybridges hin.
Franz Kafka's diaries and letters are a fund for the literary
representation of expressive bodies. » Kafka's moved bodies the
diaries and letters as laboratories of movement « the first discussion
with the literary possibilities and procedures of the inflexion
Capturing is in Kafka's writing. Elisabeth Lack works out of Kafka
specific "somatologische Poetologie" which is derived from his work on
the metaphor and points to the nearness of his moved bodies to the
body representation in the new media, e.g., in the zoomed or in the
tempo to distorted movements in the photographs Muybridges.
Elisabeth Lack ist Referentin für das wissenschaftliche Leitbild an
der Humboldt-Universität zu Berlin.
Elisabeth Lack is an advisor for the scientific model at the Humboldt
University to Berlin.

独文学会のメルマガより、中島敦のカフカ受容について書いたエッセイ

日付: 2009年11月30日21:45

今日配信のメルマガに、中島敦のカフカ受容について書いた
エッセイが載ってました

●中島敦の独乙語の時間(N. Yamamuro)[J]
http://www.jgg.jp/modules/kolumne/details.php?bid=65

クビーンに似た画風の絵もある。とても知的なBD(バンド・デシネ)。

ニコラ・ド・クレシー『天空のビバンドム』
http://www.amazon.co.jp/dp/4864100446/

大戦間期の雰囲気があると思ったら、

巻末のインタビューでドイツ表現主義やジョージ・グロッスから影響を受けたとのこと。

 

カフカが訪れたイタリアとは少し時期がずれるかもしれませんが「古写真によるイタリア案内」

最晩年のヴァールブルク(Aby M.Warburg,1866-1929)
と助手ビングのイタリア旅行日誌を編纂した本『ビングとともに、ローマ、ナポリ、カプリ、そしてイタリア』
http://www.corso-willkommen.de/index.php?id=61

カフカ文献レファレンスのご紹介

Goebel, Rolf J.:
Kafka, Contextualization, and Cultural Studies
(Journal of the Kafka Society of America 20(1/2) 1996.6/12 pp.14-18
国会図書館請求記号: Z52-E573)
http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000075302

2010-11-10

『ベンジャミン・フランクリン、アメリカ人になる』

ベンジャミン・フランクリン、アメリカ人になる
ゴードン・S・ウッド 著
池田 年穂 訳
金井 光太朗 訳
肥後本 芳男 訳
A5判/上製/392頁
初版年月日:2010/09/10
ISBN:978-4-7664-1772-2
(4-7664-1772-0)
Cコード:C0023
税込価格:3,780円

■内容紹介
アメリカ建国の父、フランクリン評伝。
▼アメリカ建国の父ベンジャミン・フランクリン。その波乱に富んだ人生を、ピューリツァー賞・バンクロフト賞受賞の歴史学者ゴードン・S・ウッドが鮮やかに描き出す。
▼18 世紀、なぜ彼は実業から手を引いて紳士になったのか? また、なぜあの時期を選んで『フランクリン自伝』を書き始めたのか?
18世紀のイギリス帝国の中で典型的なジェントルマンに上りつめようと奮闘し、最終的にイギリス本国に拒絶された人物としての新しいフランクリン像を描き出す。
▼実利主義的なアメリカ人の典型としての従来のフランクリン像を否定した、米国で話題の評伝The Americanization of
Benjamin Franklin, Penguin Press, 2004 の邦訳。

■目次

 日本語版への序
 序
 謝辞

序 章
 庶民的な建国の父
 フランクリンの仮面を剥ぐ
 一八世紀に生きた歴史上のフランクリン
 多くの仮面をかぶった男

第1章 フランクリン、紳士になる
 ボストンでの幼少期
 フィラデルフィアに出奔する
 後ろ盾を得る
 一七二四年から一七二六年にかけてのロンドン滞在
 フィラデルフィアに戻る
 結婚する
 紳士と庶民
 中間層
 フリーメイソン
 公民としての活動
 フランクリン、中間層的地位に悩む
 「コウモリ紳士」
 フランクリンの富
 ついに紳士になる

第2章 フランクリン、イギリス帝国主義者となる
 フランクリンの電気実験
 公職に就くことの重要性
 フランクリンの新世界へのビジョン
 オルバニー連合案
 ペンシルヴェニアの政治
 本国へ派遣される
 富への道
 ロンドン
 デボラ
 王党派フランクリン
 フランクリン、アメリカに一時帰国する
 「余生はロンドンっ子」として

第3章 フランクリン、愛国派となる
 印紙税法
 印紙税法危機に対するフランクリンの対応
 イングランド人の尊大ぶり
 議会へのアメリカ代表派遣
 庶民院でのフランクリン審問証言
 フランクリンの新しい帝国観念
 アメリカではイギリス人らしすぎて、イギリスではアメリカ人らしすぎる
 英米双方の陰謀
 外部課税としてのタウンゼンド関税諸税
 フランクリンとフィラデルフィアに残された家族
 政府のお役に
 ヒルズバラ卿との対立関係
 『自伝』
 ハチンソン書簡事件
 枢密院議場でのさらし者
 帝国救済最後の努力

第4章 フランクリン、外交官となる
 猜疑
 個人感情に関わる問題
 情熱的な革命家
 イギリスの和平提案を拒絶
 駐フランス使節団
 アメリカ人の象徴
 使節の諸問題
 足を引っ張る同僚使節
 フランスとの同盟
 厄介な狂信者、ジョン・アダムズ
 フランクリンの外交的功績

第5章 フランクリン、アメリカ人になる
 『自伝』ふたたび
 道徳的完成に至る計画
 祖国アメリカの異邦人
 フィラデルフィアへの帰還
 合衆国憲法制定会議
 連邦議会とフランクリンの闘争
 フランクリンと奴隷制
 フランクリンの死
 フランクリンの死に対する反応
 労働の賛美
 セルフメイドのビジネスマンになる
 アメリカ国民性の神話

 訳者解説
 訳者あとがき
 参考文献
 註
 人名索引
 事項索引

【著者】
ゴードン・S・ウッド(Gordon S. Wood)
1933 年マサチューセッツ州コンコード生まれ。1955年タフツ大学を優等で卒業後、空軍将校として一時日本に駐留。帰国後、ハーヴァード大学大学院に進学し、バーナード・ベイリンのもとで歴史学の博士号を取得。ハーヴァード大学、ウィリアム・アンド・メアリー大学等で教鞭を執った後、1969年以降、ブラウン大学歴史学部アルバ・O・ウェイ講座教授。2008年に教授職を引退し、現在はブラウン大学名誉教授。1969年に刊行したThe
Creation of the American Republic, 1776-1787(The University of North
Carolina Press)でバンクロフト賞を受賞。1992年にはThe Radicalism of the American
Revolution(Vintage)を刊行し、翌年ピューリツァー賞(歴史書部門)を受賞。その他の主要著作として、The
Americanization of Benjamin Franklin(本書)、Revolutionary Characters:
What Made the Founders Different(Penguin, 2006), The Purpose of the
Past: Reflections on the Use of History (Penguin, 2008)
などがある。現代アメリカを代表する歴史家の一人。

【訳者】
池田年穂(いけだ としほ)
1950年生まれ。慶應義塾大学教授。移民論、移民文学。

金井光太朗(かない こうたろう)
1953年生まれ。東京外国語大学大学院教授。アメリカ政治史。

肥後本芳男(ひごもと よしお)
1959年生まれ。同志社大学教授。アメリカ社会文化史。

2010-11-04

『白雪姫たちの世紀末 闇の女王をめぐるヨーロッパ19世紀末の文化論』

白雪姫たちの世紀末 闇の女王をめぐるヨーロッパ19世紀末の文化論
郁文堂
原研二著
出版年月日 2010/08/01
ISBN 9784261073034
判型・ページ数 4-6・216ページ
定価 本体1,800円+税
■内容紹介
「白雪姫」をキーワードに、19世紀後半から20世紀はじめにかけてのヨーロッパの文学と文化、特にオーストリアを中心とする文化(文学・思想・絵画・音楽・建築など)を読み解きます。
各章に読書案内・解説付。写真・図版多数。
■目次
はじめに
1黒い群れの女王
コラム:受容美学
2 白雪姫と王妃
(1)王の不在
(2)本当は怖くないグリム童話
コラム:メルヒェンの構造分析と様式分析
3 白いオフィーリア
(1)ランボーとオフィーリア
(2)ミレイのオフィーリア
コラム:だまし絵
コラム:エリザベス・シッダル
(3)漱石とオフィーリア
コラム:ランスロットと、シャーロットの姫
(4)黒いオフィーリア—オフィーリアの歴史
コラム:セーヌ川の身元不明の女
4 ユーディットの微笑み
コラム:ルル
5 裏返しのピエタ
(1)ココシュカの『ピエタ』
(2)惨殺された人形 ココシュカとアルマ・マーラー・ヴェルフェル
6 ファッションの変貌
7 ウィーンのファッサーデ
8 王妃の物語 皇妃エリーザベトとウィーンの音楽
(1)エリーザベト・フォン・エスターライヒ
コラム:シシーの映画
(2)フランツ・ヨーゼフとオペレッタ
コラム:フランツ・ヨーゼフと文学
コラム:ルートヴィヒ・アンツェングルーバーとその妻
(3)アルノルト・シェーンベルクと欠けている言葉
コラム:オペラとオペレッタ
9 女性性との思想的対決
(1)解体の告知者 エルンスト・マッハ
(2)マッハ批判 フッサール
(3)女性性の克服 オットー・ヴァイニンガー
(4) ヒステリー女性への関心 ジークムント・フロイト
コラム:父親殺し
10 闇の女王を越えて
(1)闇の女王の正体
(2)闇の女王のかなた
コラム: 読書案内
あとがき

■原 研二
1951年3月8日宮城県仙台市に生まれる。1974年東北大学文学部卒業、同大学大学院に進学。1977年東北大学文学部ドイツ文学研究室助手。
1978年筑波大学現代語・現代文化学系助手。1978年‐80年ボン大学、ザールラント大学留学。1981年筑波大学現代語・現代文化学系講師。
1986年東北大学文学部ドイツ文学専攻分野助教授。1995年東北大学文学部ドイツ文学専攻分野教授。1997年東北大学大学院文学研究科ドイツ文学専攻分野教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


■評・野家啓一(科学哲学者)

誰もが知るグリム童話の「白雪姫」の物語を縦糸に、女性像の変容という観点からヨーロッパ世紀末の文化状況を読み解いた秀作である。

ムージル研究者である著者は、彼の作品に現れる「黒い群れの女王」という表現に注目する。そして、その正体を暴くための手がかりを正負両面で「女性的なもの」の象徴である白雪姫に求める。

白雪姫の残像は、『ハムレット』のオフィーリアを媒介にしてランボーの詩やミレイの絵画、さらに漱石の『草枕』にまで辿(たど)られる。こうして「文学的なテキストや絵画が孤立したものではなく、ある時代の思潮のなかにある」ことが浮き彫りにされる。

後半、舞台は世紀末ウィーンに移り、当時の建築や音楽を背景に、著者はクリムトの「ユーディット」像に「裏返しにされた白雪姫」を、また皇妃エリーザベトに「時代の白雪姫の一人」を見る。そこから「闇の女王」の正体は秩序の解体と解放への予兆であることが明らかにされる。

文学研究の面白さと奥深さを存分に伝えてくれる本書は、一昨年惜しまれつつ早世した気鋭の独文学者の遺著である。(郁文堂、1800円)
(2010年11月8日  読売新聞)

2010-10-12

松浦寿輝のカフカ論(”Eine kaiserliche Botschaft”)

2010/10/10(日)朝日新聞掲載
水野和夫(エコノミスト)書評によると、

松浦寿輝「帝国の表象」(『帝国とは何か』37-60頁)
は、カフカ『皇帝の親書』(Eine kaiserliche Botschaft)を扱っているという。

■帝国とは何か
■山内 昌之,増田 一夫,村田 雄二郎 編
■体裁=四六判・上製・カバー・278頁
■品切重版未定
■1997年2月26日
■ISBN4-00-002712-3 C0031
帝国は終わったのか,それとも姿を変えた帝国支配の始まりか-権力構造から心性まで,帝国の実相をさまざまな角度から考える.
われわれの文化と精神に痕跡を留める帝国の構造を探り,実在した帝国の勃興と衰亡に,帝国支配の現実と本質とを発見する.
現代の社会と意識の深層に横たわる「帝国」を掘り起こす,野心的論集.
■目次
作品 著者 ページ
帝国の地平 増田一夫 著 1-8
帝国の遺産 山内昌之 著 9-36
帝国の表象 松浦寿輝 著 37-60
アメリカ文学と帝国主義 柴田元幸 著 61-82
共和国の二重の身体 増田一夫 著 83-110
中国皇帝と天皇 村田雄二郎 著 111-136
遊牧のローマ帝国 本村凌二 著 137-154
多様性と開放性の帝国 鈴木董 著 155-180
帝国の幻影 石田勇治 著 181-202
帝国の残像 木畑洋一 著 203-224
民族協和の幻像 山室信一 著 225-250
帝国ふたたび 山内昌之 著 251-266

■Eine kaiserliche Botschaft
Der Kaiser - so heißt es - hat dir, dem Einzelnen, dem jämmerlichen
Untertanen, dem winzig vor der kaiserlichen Sonne in die fernste Ferne
geflüchteten Schatten, gerade dir hat der Kaiser von seinem Sterbebett
aus eine Botschaft gesendet. Den Boten hat er beim Bett niederknien
lassen und ihm die Botschaft ins Ohr geflüstert; so sehr war ihm an
ihr gelegen, daß er sich sie noch ins Ohr wiedersagen ließ. Durch
Kopfnicken hat er die Richtigkeit des Gesagten bestätigt.Und vor der
ganzen Zuschauerschaft seines Todes - alle hindernden Wände werden
niedergebrochen und auf den weit und hoch sich schwingenden
Freitreppen stehen im Ring die Großen des Reichs - vor allen diesen
hat er den Boten abgefertigt. Der Bote hat sich gleich auf den Weg
gemacht; ein kräftiger, ein unermüdlicher Mann; einmal diesen, einmal
den andern Arm vorstreckend schafft er sich Bahn durch die Menge;
findet er Widerstand, zeigt er auf die Brust, wo das Zeichen der Sonne
ist; er kommt auch leicht vorwärts, wie kein anderer. Aber die Menge
ist so groß; ihre Wohnstätten nehmen kein Ende. Öffnete sich freies
Feld, wie würde er fliegen und bald wohl hörtest du das herrliche
Schlagen seiner Fäuste an deiner Tür. Aber statt dessen, wie nutzlos
müht er sich ab; immer noch zwängt er sich durch die Gemächer des
innersten Palastes; niemals wird er sie überwinden; und gelänge ihm
dies, nichts wäre gewonnen; die Treppen hinab müßte er sich kämpfen;
und gelänge ihm dies, nichts wäre gewonnen; die Höfe wären zu
durchmessen; und nach den Höfen der zweite umschließende Palast; und
wieder Treppen und Höfe; und wieder ein Palast; und so weiter durch
Jahrtausende; und stürzte er endlich aus dem äußersten Tor - aber
niemals, niemals kann es geschehen -, liegt erst die Residenzstadt vor
ihm, die Mitte der Welt, hochgeschüttet voll ihres Bodensatzes.
Niemand dringt hier durch und gar mit der Botschaft eines Toten. - Du
aber sitzt an deinem Fenster und erträumst sie dir, wenn der Abend
kommt.

2010-09-19

本の収納 一手に引き受けます!ミニライブラリーがつくれるコンパクトブックスタンドの会

フェリシモ > クラソ > 本の収納 一手に引き受けます!ミニライブラリーがつくれるコンパクトブックスタンドの会

どんどん増える本の収納の悩みを解決してくれる、シンプル&コンパクトなブックスタンド。ミニマムスペースでも効率よく、さまざまなサイズの本やDVDをまとめてすっきり。部屋ごとにカラーで使い分けるのはもちろん、並べて置けば大きな本棚みたいな収納量に!

■素材 / スチール(粉体塗装)
■サイズ / 高さ約67cm、幅約16.5cm、奥行き約20cm 重さ約1.2kg

机上 本棚 アイアン 2段
http://www.felissimo.co.jp/kraso/v12/cfm/products_detail001.cfm?GCD=405953&GWK=3639

2010-09-09

5冊以上の古本は、お電話一本で宅配業者が無料で引き取りに伺います

「ほんがえし・プロジェクト」

「ほんがえし・プロジェクト」は、古本のリユースを通じて社会貢献を行っている株式会社バリューブックスとコラボレーションし、皆さまのご家庭に眠る古本を活用することで、ひとりひとりの子どもの可能性を最大限活かす社会を実現することを目的とした活動です。

皆さまに寄付して頂いた古本は、株式会社バリューブックスにより買い取られ、買い取り額がLearning for Allに寄付されます。

ご家庭に眠る古本で、未来を担う子どもたちが良い教育を受けられる可能性があります。効果的な学習の機会を得られない子どもたちに対して、学ぶ喜びを体験してもらう機会を作るために、古本のリユースにご協力下さい。

単行本が2000冊集まったら、こんなことができます

1. 学習困難な状況にある100人の子どもたちの学びを最大化します
2. 教育に情熱のある30人の学生に、子どもたちの学習意欲を引き出すスキルを養成します
3. 250人の子どもたちが食の大切さを学べる機会を提供します

お申し込み方法

1. 不要になった書籍と申込書(http://www.hongaeshi.jp/pdf/application.pdf)を段ボールや紙袋に詰めてください
2. 株式会社バリューブックス(0120-826-295)に電話し、「ほんがえし・プロジェクト」に申し込む旨伝えてください
3. 宅配業者が無料で集荷に参ります

※5冊以上の古本は、お電話一本で宅配業者が無料で引き取りに伺います

寄贈して頂いた書籍は、株式会社バリューブックスにより買い取られ、買い取り金額がTeach for Japan準備会Learning for
Allに寄付されます。また、買い取りのできない本は、book gift
projectにより、児童施設や老人ホーム、介護施設などに寄付されます。

連絡先
・ 電話番号:0120-826-295
・ mail:info[アットマーク]value-books.jp

詳細・お申し込み
子どもたちの未来のための「ほんがえし・プロジェクト」
http://www.hongaeshi.jp/

※「ほんがえし・プロジェクト」のリーフやポスターの掲示などにご協力いただける組織の方がいらっしゃいましたら、是非ご一報ください。本活動のリーフおよびポスターを送付させて頂きます。
http://www.learningforall.jp/lfa_support/

2010-08-16

プリンツ・オイゲン(Prinz Eugen)

プリンツ・オイゲン・フォン・サヴォア
興隆期ハプスブルク帝国を支えた男
デレック・マッケイ著
瀬原義生訳
京都 : 文理閣, 2010.5
ii, 366, 21p, 図版 [4] p ; 22cm
注記: プリンツ・オイゲンの肖像あり
プリンツ・オイゲン関係略年表: p332-333
史料・文献案内: p355-360
ISBN: 9784892596193
別タイトル: Prince Eugene of Savoy ; プリンツオイゲンフォンサヴォア
著者標目: McKay, Derek ; 瀬原, 義生(1927-)<セハラ, ヨシオ>
件名: Eugene, of Savoy, Prince of Savoy, 1663-1736

ハプスブルク家に生涯を捧げ、オーストリア帝国の全盛時代を築いた"気高い貴公子"オイゲン。彼の軍事的成功と政治的活動、芸術保護者としての業績、さらにその日常生活をもきめ細かく活写した労作の完訳。

[目次]
第1章 サヴォアの貴公子
第2章 レオポルト1世とその帝国
第3章 ハンガリーの解放
第4章 サヴォアの戦い
第5章 ゼンタの戦い
第6章 二年間の平和
第7章 スペイン継承戦争の勃発
第8章 オイゲン、帝室軍事参議会議長となる
第9章 ブリントハイム(ブレナム)の戦い
第10章 ヨーゼフ一世の帝位継承
第11章 トリーノとツーロン
第12章 南ネーデルラントの制圧
第13章 失われた平和とマルプラケの戦い
第14章 ネーデルラントにおける手詰まりとヨーゼフの死
第15章 ドゥナンの戦いとラシュタットの平和
第16章 カール六世とその大臣たち
第17章 トルコとの新しい戦争
第18章 シチリアをめぐる戦争とオイゲンに対する陰謀
第19章 ネーデルラント総督
第20章 芸術保護者としてのオイゲン
第21章 オイゲンとその友人たち
第22章 ヨーロッパの「冷たい戦争」
第23章 ウィーン第二条約とフルーリの復讐
第24章 オイゲンとオーストリアの軍隊
第25章 ポーランド継承戦争とオイゲンの死


----------------------
バロックの騎士 : プリンツ・オイゲンの冒険
飯塚信雄著
東京 : 平凡社, 1989.2
334p ; 20cm
注記: サヴォイ公子オイゲン関連年表: p326-327 ; 参考文献: p328-329
ISBN: 4582472168
件名: Eugen, Prinz von Savoyen. ; Eugène,Prince of Savoie -- Carrig
nan(1663-1736)

父ルイ14世から疎んじられて軍人を選んだオイゲン公子は、トルコの脅威からオーストリアを護った救国の英雄であり、自ら建てたウィーンのベルヴェデーレ宮殿に集まる文人たちの、パトロンでもあった。

[目次]
第1章 ルイ14世からの脱走
第2章 竜騎兵連隊長となる
第3章 トルコ軍のウィーン包囲-1683年夏
第4章 篭城する市民たち
第5章 美女オランプ
第6章 ベルグラードへ
第7章 ソワソンのお嬢さま
第8章 軍隊の組織と生態
第9章 センタの合戦
第10章 再びイタリア戦線へ
第11章 マルバラ公との友情
第12章 ベルグラードの死闘
第13章 快男児ボンヌヴァル
第14章 ベルヴェデーレ宮の建設
第15章 美しさローリ、バティアニー伯爵夫人
第16章 最後の出番
第17章 最大の敵-老衰
第18章 オイゲン伝説の誕生

2010-08-15

NHK教育:芸術劇場 − 劇場中継「変身」(原作フランツ・カフカ) −

チャンネル :教育/デジタル教育1
放送日 :2010年 8月13日(金)
放送時間 :午後11:29〜14日午前1:15(106分)
ジャンル :劇場/公演>現代劇・新劇

カフカ原作「変身」をイギリスの演出家、スティーブン・バーコフが緻密に演出した舞台。40年間、世界の様々なアーティストが演じた主人公に森山未來が挑み、熱演した。

【原作】フランツ・カフカ
【演出】スティーブン・バーコフ
【出演】森山未來,穂のか,福井貴一,丸尾丸一郎,久世星佳,永島敏行

番組HP
http://www.nhk.or.jp/art/

NHKオンデマンド:見逃し番組サービスで視聴する(有料)
https://www.nhk-ondemand.jp/

2010-08-12

鳥影社『ローベルト・ヴァルザー作品集』全5巻(新本史斉/若林 恵/F・ヒンターエーダー=エムデ訳)

私は誰も私にならないことを願う。
私だけが、私自身に耐えられる。
多くを知り、たくさんのことを見、何も言わない、ただそれだけである。

第1巻 タンナー兄弟姉妹(新本史斉訳)

2010年7月、第1巻刊行
サイズ 四六判 ページ 381P
ISBN 9784862652515 (4862652514) C-CODE 0097

今日のヨーロッパ文学において古典的存在とされるスイスの散文作家、ローベルト・ヴァルザーの長編小説と散文小品を集成。1には、「タンナー兄弟姉妹」を収録。
生きるということに特別な意味を付与しない主人公ジーモン——自分の生を「ただただ生きる」ことで、彼は手に触れるように世界を感じるのである。

吉田孝夫「ローベルト・ヴァルザーの二次性の文学」 京都大学大学院課程博士論文 2000
http://opac.ndl.go.jp/recordid/000000352249/jpn

新本史斉:「母の言葉」の喪失から生まれる「微笑む言葉」、「舞い落ちる」散文--ローベルト・ヴァルザーの小説『タンナ--兄弟姉妹』をその前史から読む
津田塾大学紀要 (42), 135-163, 2010-03


第2巻 助手
第3巻 ヤコプ・フォン・グンテン
第4巻 ベルリン時代、ビール時代の散文作品(『散歩』他)
第5巻 ベルン時代の散文作品と遺稿(『盗賊』他)

2010年8月28日(土)から9月25日(土)まで『オマージュ種村季弘展』

前半:種村季弘とマニエリスム幻想(仮称)
後半:大衆への回帰と晩年(仮称)

■アクセス
東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅2番出口より徒歩1分
〒104-0061 東京都中央区銀座2-2-18 西欧ビル1F
電話: 03-5524-3060
スパンアートギャラリー
http://www.span-art.co.jp/

http://maps.google.com/maps?f=q&source=s_q&hl=en&geocode=&q=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E5%8C%BA%E9%8A%80%E5%BA%A72-2-18&sll=35.339354,139.44706&sspn=0.072396,0.154324&ie=UTF8&hq=&hnear=Japan,+T%C5%8Dky%C5%8D+Metropolis+Ch%C5%AB%C5%8D+Ward%E9%8A%80%E5%BA%A7%EF%BC%92%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%92%E2%88%92%EF%BC%91%EF%BC%98&z=16

■開館時間
11:00から19:00まで
日曜・祝祭日休館

  今展は独文学者の故種村季弘氏の業績を原稿や書簡などの
  遺品と、縁のあるアーティストの作品で振り返る内容と
  なるそうです。先日ご子息で画廊オーナーである品麻氏が
  「黒き血の宴」にお越し下さったのですが、準備がとても
                  大変だと仰っておられました。準備の大変さに比して
                  素晴らしい展覧会になると思われますので、ぜひご高覧
                  下さいませ。

2010-08-11

西村清和『イメージの修辞学 ことばと形象の交叉』

単行本: 542ページ
出版社: 三元社 (2009/11)
ISBN-10: 488303254X
ISBN-13: 978-4883032549
発売日: 2009/11
商品の寸法: 21 x 15.6 x 3.8 cm

■内容紹介
「読むこと」そして「見ること」で得られるイメージの相違と連関についての議論は古代より続き、いまも多彩な主張が乱立している。それらを精査し、「読書とイメージ」「視覚的隠喩」「小説の映画化」「"物語る絵"のナラトロジー」「小説と挿絵」の五つの視点から、ことばと形象の交叉がもたらす経験とその歴史的変遷を、多くの実例をひきながら問いなおす。

http://djfumiya-in-the-mix.blogspot.com/2010/03/blog-post_1057.html
http://franzkafka1883-1924.blog.so-net.ne.jp/2010-03-29

■目次
序 7
第�部 ことばとイメージ

第1章 読書とイメージ 12

1 観念とイメージ 12
   イメージ化の読み/12 近代認識論における「イメージ」/14
   詩と絵画のパラゴーネ/16 詩の絵画的描写/18 バーク/22 レッシング/25
2 知覚とイメージ 27
   ウィトゲンシュタイン/27 イメージと知識/28 イメージと知覚/31
3 意味とイメージ 34
   意味の規格型と素性/35 イメージ価と「概念的——ペグ」/37
4 読書とイメージ 39
   サルトル/40 イメージの「効果」/42 ホメーロスの描写/45

第二章 視覚的隠喩は可能か  48

1 転義とモデル 48
   隠喩の代置理論、比較理論/49 隠喩の相互作用理論/50
2 隠喩と類比 53
   認識論的隠喩論/53 類比による世界認識/55
3 隠喩と象徴 57
   記号論的隠喩論/57 隠喩的例示/58 暗示と象徴/61
4 隠喩の述語限定理論 64
   一時的な言語ルール/64 アスペクトの認知/66 述語限定理論/68
5 隠喩と直喩 71
   比較と同定の陳述文/72 恣意的直喩/74 隠喩の「含み」/76
6 隠喩とイメージ 78
   隠喩のイコン性/78 非言語的隠喩/80
7 絵画的隠喩 83
   視覚的ジョークとカリカチュア/83 視覚的駄洒落/86
   合成イメージ/89 広告の発話/92
8 映画的隠喩 95
   隠喩的モンタージュ/96 映画的文彩/98 説話外的なイメージ/101

第三章 詩と絵画のパラゴーネ 104

1 ことばの優位 104
   エクフラシス/104 パラゴーネ/105
2 イメージの形而上学と解釈学 107
   イコノグラフィーとイコノロジー/107 ベーム「イメージの解釈学」/108
   ベッチマン「美術史解釈学」/111 イムダール「イコニーク」/113
3 「露出した意味」 115
   バルト「逐字的メッセージ」/116
4 知覚経験と名指し 118
   ブライソン「図像的なもの」/118 構文的な絵画/121 心理学的唯名論/124
5 視像の情熱、形態の欲望 126
   位相化/127 言語のテクスチュアと絵画のテクスチュア/128
第�部 小説の映画化

第四章 物語と描写 132

1 描写の位置 132
   映画化への欲望と批判/132 補助的言説としての描写/135
   描写の近代とリアリズム/137
2 テクスト・タイプと「奉仕」関係 139
   「物語に奉仕する描写」・「描写に奉仕する物語」/140
3 意味の統辞法、知覚の統辞法 142
   明示的な描写/143 モンタージュ——知覚の統辞法/145 描写の物語/147
4 描写の物語 149
   心的イメージと知覚映像/149 小説の描写/151
   映画の描写/152 「効果」の対比と異同/154

第五章 語りのモード 156

1 語りの「態」 156
   物語言説と物語内容/156 「不可視の観察者」と語り手/158
2 語りの「視点」 161
   〈背後から〉の視点/162 〈ともにある〉視点/165 内面のリアリズム/168
   〈情況〉の視点/173 〈外部から〉の視点/177 物語の叙法のパターン/178
3 映画における語りの視点 180
      1.〈全知〉の視点、〈情況〉の視点/181
      2.〈ともにある〉視点/185 ● 三人称と一人称/188 ● 「一人称映画」/190
      3.〈外部から〉の視点/191 語りの視点の混合と移行/193
第�部 「物語る絵」のナラトロジー

第六章 「物語る絵」の叙法 196

1 絵画の「物語」 196
   タブローという装置/196 絵画のナラトロジー/200
2 物語言説のメディア——中世の「物語る絵」 202
   ミニアチュール/202 ビザンチンの壁画/205
   ステンドグラス/207 聖なるテクストの優位/210
3 エクフラシスの修辞学 211
   絵解きとしてのエクフラシス/211 ゼウクシス的イリュージョニズム/213
   イコン的イリュージョニズム/215 超越的な〈全知〉の視点/217
4 描かれた世界の自立 220
   ジョットの革新/220 「含蓄ある瞬間」/223
   ヒューマニストのエクフラシス/225 アルベルティの「構図」と遠近法/227
   ヴァザーリの美的なエクフラシス/228
5 指示者のモチーフ 230
   超越論的〈全知〉の視点/230 修辞的イリュージョニズム/232
   美的イリュージョニズム/234 「劇的クロース・アップ」/236
6 画中の代理人——「母と子」と「後ろむき」のモチーフ 239
   奥行き方向の劇的緊張/239 「母と子」のモチーフ/242
   「後ろむき」のモチーフ/245
7 美的イリュージョニズム 248
   描写的リアリズム/248 ディドロの美的なエクフラシス/251
   美術カタログ/255 イメージに奉仕することば/257
8 「没入」のモチーフ 259
   〈情況〉の視点と絵画的描写のリアリズム/259
   没入のモチーフと内面性/262 「演劇的」と「タブロー」/265
9 仮象論の逆説と〈ともにある〉視点 269
   観者の現前と不在のパラドックス/269 観者の美的な存在情況/271
   肉眼の「視角」と語りの「視点」/273 物語る絵の〈ともにある〉視点/276
   交叉する視線のドラマ/280
10 情況のタブロー 282
   メロドラマ/282 明暗法——光の遠近法/284 物語る絵の叙法のパターン/286
      1.超越的〈全知〉の視点/287
      2.超越論的〈全知〉の視点/287
      3.〈ともにある〉視点、〈情況〉の視点/288

第七章 近代絵画における語りの視点 290

1 小説と絵画の遠近法 290
   ケンプの受容美学/290 「観者の位置」に自覚的な構成/290
   「多重遠近法的」な構成/292 小説と絵画のパラレリズム/294
2 目撃者の「視角」と語りの「視点」 299
   語りの「態」と「叙法」/299 目撃者と「内包された読者」/300
   カメラマンと映画監督と画家/305
   指示者のモチーフ、後ろむきのモチーフ/306
3 〈ともにある〉視点の画面構成 309
   エッグ《過去と現在》/309 クリンガー《母》/312 スケッチの美学/314
第�部 小説と挿絵

第八章 近代小説と挿絵 318

1 挿絵の歴史 318
   十五世紀/319 十六世紀/320 十七世紀/321 十八世紀/323 グラヴロー/327
2 形象のディスクール——グラヴロー 330
   ルソー『新エロイーズ』挿絵/330 挿絵の記号論的分析——バシィ/333
   語りの光源・サン=プルー/336 読者の反応——ラブロスの分析/338
3 私的な情感——コドウィエツキーとストザード 340
   コドウィエツキー/340 ストザード/343
4 近代的叙法の成熟 346
   ターナー——廃墟・ゴシック・ピクチャレスク/346
   ビュイックとクルックシャンク——ビネット/348
   小説の挿絵と舞台のタブロー/351 挿絵の映画的手法/352
   ラファエル前派/355 内省の挿絵に対する批判/357

第九章 明治期小説の「改良」と挿絵 361

1 小説の「改良」 361
   坪内逍遙『小説神髄』/362 内面のリアリズムと文体/365
   制度としての漢文体/368
2 『当世書生気質』 370
   新味と限界/370 二葉亭四迷『浮雲』/374
3 言文一致運動 377
   語尾と待遇感情/377 「である」体の採用/379
4 逍遙以後の小説 381
   「人間派」と「没理想」/381 西洋近代叙法の例外的さきがけ/383
   「自叙躰」の流行/385 三人称〈ともにある〉視点の確立/390
5 日本における「物語る絵」 393
   絵巻の文法/393 江戸の戯作本/396 洋風画/398
6 戯作下絵から小説挿絵へ 400
   来日画家の影響/401 洋風挿絵受容の限界/404 新聞小説と挿絵/407
   浮世絵系挿絵/409 容斎派の画家たち/412 洋画家たちの参入/413
7 小坂象堂と自然主義 415
   日本画の自然主義/415 无声会/419
8 梶田半古と新風 422
   烏合会/422 梶田半古の日本画/424 富岡永洗と梶田半古/426
   右田年英と松本洗耳/429 新旧挿絵の混在/431 梶田半古とアール・ヌーボー/433
9 鏑木清方の小説経験 437
   西洋画の翻案/438 情況のタブローと〈ともにある〉視点/441

註 445
あとがき 509

事項索引 1
人名索引 7
参考文献 13
■西村 清和
1948年京都府生まれ。東京大学文学部美学芸術学科卒業、同大学院修了。東京大学大学院人文社会系研究科教授。著書—『遊びの現象学』(勁草書房、サントリー学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

2010-08-03

日本語-チェコ語 チェコ語-日本語の両引き辞典

<国際語学社>
『簡明日本語−チェコ語 チェコ語−日本語辞典』 阿部 昇吉 編著
税込価格 : \3675 (本体 : \3500)
著者 阿部 昇吉 編著
ジャンル 諸外国語 > ロシアと近隣諸国の言葉 > チェコ語
シリーズ 簡明辞典
出版年月日 2010/07/29
ISBN 9784877315221
判型・ページ数 B6・304ページ
定価 本体3,500円+税

■内容紹介
簡明シリーズ第五段!日本語-チェコ語 チェコ語-日本語の両引き辞典。
 1万1,000語収録の「簡明辞典」シリーズ第五弾は、チェコ語です。チェコは九割がチェコ人の占めるスラヴ系民族の国家。
 チェコ語はもちろん、ロシア語にも精通した著者が送る渾身の一冊です。チェコ語勉学者のバイブルとなること間違いありません。


■目次
1.著者前書き
2.表記について
3.チェコ共和国国歌
4.チェコ語の基本会話
5.チェコ語アルファベット一覧
6.日本語引き
7.チェコ語引き
8.四季、月、曜日、数字一覧
9.写真で綴るチェコ

2010-08-02

オドラデクに関する日本語名エッセイ 澁澤龍彦『思考の紋章学』所収

思考の紋章学-7-オドラデク
『文芸』 15(4), p156-165, 1976-04

和図書 1−6(6件)

1. 思考の紋章学 / 澁澤龍彦. -- 新装新版. -- 河出書房新社, 2007.3. -- (河出文庫)
2. 渋沢竜彦全集. 14. -- 河出書房新社, 1994.7
3. 思考の紋章学 / 渋沢竜彦. -- 白水社, 1988.5. -- (新編ビブリオテカ渋沢竜彦)
4. 思考の紋章学 / 渋沢竜彦. -- 河出書房新社, 1985.10. -- (河出文庫)
5. ビブリオテカ渋沢龍彦. 6 / 渋沢龍彦. -- 白水社, 1980.3
6. 思考の紋章学 / 渋沢龍彦. -- 河出書房新社, 1977.5

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オドラデク跳梁--ドラコニアの1960年代 (渋沢竜彦<特集>)
高山 宏
ユリイカ 20(7), p123-135, 1988-06

異端の日本学の系譜--「しろうるり」とオドラデク (渋沢竜彦--幻想のミソロジ-<特集>) -- (批評・渋沢竜彦のビブリオテカ)
野口 武彦
国文学 解釈と教材の研究 32(8), 60-67, 1987-07

2010-07-28

暗がりのあかり——チェコ写真の現在展

主催:
株式会社 資生堂
会期:
2010年6月19日(土)~8月8日(日)
会場:
資生堂ギャラリー
〒104-0061
東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
Tel:03-3572-3901 Fax:03-3572-3951
平日 11:00~19:00 日曜・祝日 11:00~18:00 毎週月曜休 入場無料
*7月19日は祝日ですが休館いたします
後援:
チェコ共和国大使館
Czech Centre Tokyo

チェコ共和国の首都プラハは、スラブ文化圏における芸術文化の中心的役割を担ってきました。1910年代末よりダイナミックな前衛芸術運動が展開され、チェコ・アヴァンギャルドがおこるなど、中欧のみならずEU、ロシア等、他地域へも多大な影響を与えています。また近年では、日本でもブックデザインや絵本、アニメーション映画をはじめとするチェコの独特な芸術文化への人気が高まっています。
本展では、その芸術文化の一翼を担う写真表現に焦点をあわせ、現代のチェコを代表する下記の10名の写真家を紹介します。
ウラジミール・ビルグス、 ヴァーツラフ・イラセック、 アントニーン・クラトフヴィール、
ミハル・マツクー、 ディタ・ペペ、 イヴァン・ピンカヴァ、 ルド・プレコップ、トノ・スタノ、
インドジヒ・シュトライト、テレザ・ヴルチュコヴァー

写真の創成期より連綿と続く伝統と歴史を継承し、新たな表現を開拓し続けてきたチェコ写真の現在を、ポートレート、風景、フォトモンタージュ、ドキュメンタリーなど多岐に渡る彼らの作品を通して紹介します。

1830年代半ばの写真登場直後より、チェコ・スロバキアにも写真技術は伝わり、当時から多くの写真家たちが活躍していました。そして1990年以降、写真が芸術表現の手法として用いられるようになるとともに、同国からフランティシェク・ドルティコル、ヨゼフ・スデック、ヤン・サウデック、ヨゼフ・コーデルカなど、多くの重要な写真家が輩出されてきました。1991年のソビエト連邦解体から自由化を経て、旧共産圏の芸術文化が一挙に世界中へ広まりましたが、チェコの写真表現もその潮流にのり、欧米をはじめとする西側諸国へと広く知れ渡ることとなりました。そして1998年から99年にかけて、バルセロナ、パリ、ローザンヌ、プラハ、ミュンヘンの5都市で「モダンビューティー:チェコ・アヴァンギャルド写真1918-1948」展が開催され、チェコの写真芸術を世界的に認知させることとなりました。また2005年には、プラハ工芸美術館とプラハ市ギャラリーの2館を会場に、「チェコ20世紀写真展」が開催されました。同展は、チェコ国内で初めて20世紀におけるチェコ写真の歴史と発展を紹介するという趣旨のもと、400人以上のチェコ・スロバキア人写真家による作品約1300点が出品され、その後2009年にドイツ・ボンの国立芸術展覧会ホールへも巡回しています。

本展は、その独特な表現と作品水準の高さで世界的に注目を集めるチェコ写真の現在を紹介する、日本初の展覧会となります。モノクローム写真を主流として独自の発展を続けてきたチェコ写真を現在最も注目を集める10名の写真家の作品約50点を通してお楽しみください。

ウラジミール・ビルグス
Vladimír Birgus
1954年 チェコ共和国フリーデク=ミーステク生まれ
都市風景や人々を題材に構成的な作品を撮る。写真家としてのほか、教育者、写真研究家としても活躍
ヴァーツラフ・イラセック
Václav Jirásek
1965年 チェコ共和国カルヴィナー生まれ
ポートレートや風景に荒廃、死といった耽美的イメージを重ね合せ、それらが引き起こす人間の反応を表現
アントニーン・クラトフヴィール
Antonín Kratochvíl
1947年 チェコ共和国ロヴォシッチェ生まれ
ポートレートとドキュメンタリー写真の領域で活躍、ドラマチックなルポルタージュで世界的名声を獲得
ミハル・マツクー
Michal Macků
1963年 チェコ共和国ブルンタール生まれ
アイデンティティの喪失と破壊をテーマに、独自の技法による"Gellage"シリーズを制作
ディタ・ペペ
Dita Pepe
1973年 チェコ共和国オストラヴァ生まれ
現代社会における多様な女性たちをテーマに、自身がその対象に扮する「Self-portraits」シリーズを制作
イヴァン・ピンカヴァ
Ivan Pinkava
1961年 チェコ共和国ナーホト生まれ
神話や古典、中世の巨匠による絵画作品からのインスピレーションをもとに聖書を題材にした作品を制作
ルド・プレコップ
Rudo Prekop
1959年 スロバキア共和国コシツェ生まれ
ステージド・フォトグラフィの領域において紙の断片や鏡の破片などを用いるなど、独創的な作品を制作
トノ・スタノ
Tono Stano
1960年 スロバキア共和国ズラテー・モラフツェ生まれ
女性の身体をモチーフに、独創的で洗練されたモノクローム写真を制作
インドジヒ・シュトライト
Jindřich Štreit
1946年 チェコ共和国フセチーン生まれ
世界的に活躍するドキュメンタリー写真家。世界各地を廻り、素朴な人間の存在と美しさをテーマに撮影
テレザ・ヴルチュコヴァー
Tereza Vlčková
1983年 チェコ共和国フセチーン生まれ
少女をモデルに、場所・時代が漠然とした、神話や寓話を思わせる神秘的なイメージの作品を制作

朝日新聞夕刊評(2010年7月28日)
『チェコの空気ムンムン「暗がりのあかり」 銀座で写真展』

グローバル化が進んでも、美術作品にはその国の空気を感じさせるものがある。東京・銀座の資生堂ギャラリーで開催中の「暗がりのあかり――チェコ写真の現在展」は、チェコの空気に満ちた展覧会だ。同国の写真表現の全体像を紹介しようと、20~60代の幅広い年代から10人を選び、49点を展示。分野別に壁に並べた。

 ドキュメンタリー写真では、インドジヒ・シュトライトが近代化で失われつつあるチェコの田舎暮らしを、アントニーン・クラトフビールが戦争や民族対立に揺れる中東欧を撮る。

 ヌード写真の分野で、トノ・スタノはポーズを取ったモデルの裸を写す。「センス」(1992年)では女性の身体が官能的な一本の曲線に。ミハル・マツクーは、写真上で自分の裸体を引き裂く。モノクロームの作品の中には、耽美(たんび)的だったり、不穏や疎外を感じさせたりするものが多い。

 テレザ・ブルチェコバーのカラー写真も不気味だ。作品には双子の少女が並んで写るが、中にはデジタルで合成した偽の双子もいるという。

 チェコの人口は日本の10分の1以下。だが、担当した資生堂の井関悠学芸員は「写真家の層は厚い。伝統と歴史を尊重した上で自分のスタイルを追求している」と話す。

 首都プラハは、スラブ文化圏の芸術の中心地の一つ。重々しくて濃密なチェコの空気を感じることができる写真展だ。(西田健作)

『デクステリティ 巧みさとその発達』

ニコライ A.ベルンシュタイン 著
工藤和俊 訳
佐々木正人 監訳

A5判並製 ● 320頁
定価4,410円(本体4,200円+税)
2003年7月15日発行
ISBN 978-4-7608-2821-0 ● C3011

紹介
運動はどのようにして環境に出会うのか。本書は,現在,生態心理学,運動研究,認知科学の最先端で,運動のアフォーダンスとして注目を集める「デクステリティ」の7論考。
一度も書かれたことのない人間の運動に関する本

目次

 日本語版への序文   マイケル・ターヴェイ

 著者まえがき

第�章 巧みさ(デクステリティ)とは何か
  科学戦隊の偵察と戦闘
  心理物理学的能力
  巧みさ(デクステリティ)——勝利者
  巧みさ(デクステリティ)の値打ちが高いわか
  巧みさ(デクステリティ)とは何か
第�章 運動制御について
  人間の運動器官における動きの多様性
  舌と眼の動きについて
  運動制御はなぜ難しいか
  自由度二および三とは何か?
  冗長な自由度をどのように克服するか
  筋の弾性による問題
  運動の協応とは何か?
  筋 ‐ 間接感覚とその補助
第�章 動作の起源について
  大いなる生物の競争
  尺度と配役
  生命と興奮性の出現
  神経系の創成
  体の口側は、いかにして頭側になったか
  防御? それとも攻撃?
  横紋筋を使いこなす
  横紋筋の弱点
  袋小路の節足動物
  脊椎動物の進化
  感覚による調整
  体肢の発達
  豊かになる動作
  爬虫類王国の全盛
  覇権争い
  鳥類が到達した運動
  錘体路系はいかにして錘体外路系を呑み込んだか
第�章 動作の構築について
  ゼウスと人間についての神話
  脳の摩天楼
  生理的早産の赤ん坊
  新しい課題と脳の発達
  豊かになる感覚的印象
  動作のリストと背景レベル
  脊髄の引き金機構
第�章 動作機構のレベル
  緊張(トーン)のレベル——レベルA
  筋 ‐ 関節リンクのレベル——レベルB
    レベルBの構造
    レベルBの機能
  空間のレベル——レベルC
    レベルCの構造
    空間場とは何か?
    レベルCに属する運動の特性
    空間レベルの動作
  行為のレベル——レベルD
    行為とは何か
    主な特徴
    調整と自動化
  巧みさの種類について
  行為のタイプ
  子供の運動形成
第�章 練習と運動スキル
  運動スキルについての誤った考え
  練習可能性はどのようにして発現するか
  運動スキルとは何か
  運動スキルの構築
    先導レベルと運動の構成
    調整の同定と分配
    背景調整の割りあて
    動作の自動化
    背景調整の調和を奏でる
    標準化
    安定化
第�章 巧みさ(デクステリティ)とその特徴
  巧みさ(デクステリティ)についてすでに分かっていること
  どこでどのように巧みさ(デクステリティ)は現れるのか
  巧みさ(デクステリティ)には何ができるのか
  巧みさ(デクステリティ)の仕事ぶり
  巧みさ(デクステリティ)の核心
  巧みさ(デクステリティ)の先見性
  巧みさ(デクステリティ)と美しさ
  巧みさ(デクステリティ)はどのように発達するか


 著者あとがき
 主要語句解説   工藤和俊
 [解題]運動はどのようにして環境に出会うのか
      —ベルンシュタインの三つの発見  佐々木正人
 訳者あとがき   工藤和俊
 人名索引
 事項索引


著者について
「本書が書かれたのは、約半世紀前。ソビエト社会主義共和国連邦をスターリンが統治していた時代だ」(訳者あとがき)

ベルンシュタインが一般向けの科学書としての本書を執筆していたころ、ベルンシュタインは気鋭の生理学者だった。1947年には『動作の構築について』という本を出版し、「動作障害の治療に携わる外科医たち」から高い評価を得たことで、スターリン賞という国家的な賞を受けた。
ところが、ベルンシュタインがパブロフの条件反射説を批判したこと、ソ連国内に反ユダヤ主義の風潮広がっていたことが重なり、ユダヤ人であったベルンシュタインは「パブロフを貶める非国民的研究者として共産党の機関誌「プラウダ」誌上で公然と批判される」ようになってしまう。
ベルンシュタインは、職を失い、出版は取りやめになってしまった。
歳月が流れ、忘れられた原稿がとうとう発見されたとき、ベルンシュタインが亡くなってから20年が過ぎていた。
ゴルバチョフ政権下、ベルンシュタインの業績は再評価され、1991年には本書(原書)が出版され、1996年には英訳版が出版された。この日本語版は英語版がベースになっている。

『ヴィジュアル・リーディング 西洋中世におけるテクストとパラテクスト VISUAL READING: Text and Paratext in the Middle Ages』

松田隆美:著
発行:ありな書房
A5判 256ページ 上製
定価:4,800円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7566-1014-0 C0070
奥付の初版発行年月:2010年07月 書店発売日:2010年07月14日

■紹介

テクストとイメージが織りなすアートフルな宇宙が広がる、中世ヨーロッパの彩色写本。各種挿絵入り本を対象に、挿絵を中心としたパラテクストの機能をテクストとの関連において分析し、中世後期の読書文化を考察する。

西洋中世の書物の大半は絵入りである。特に、写本から印刷本への移行期に当たる15−16世紀には、写本、印刷本を問わず多くの挿絵入り本が制作されて広範な読書層を獲得した。工房生産の時祷書写本、木版画による挿絵を多用して印刷された時祷書、「羊飼いの暦」として知られる実用的教訓書などはその代表例である。これらの書物は、挿絵とテクストとのあいだにダイナミックな相関性を作り上げ、読者層の実用的だが限定的なリテラシーを想定して、読者に書物を視覚的に読むことをうながしている。

■目次
序章 中世写本のイメージとテクスト
1 教会によるイメージの擁護
2 中世写本の挿絵の類型
3 コンピラティオとミセラニー性
4 西洋中世の書物生産と流通
第一章 時祷書のテクストとパラテクスト
1 書物としての時祷書
2 時祷書の利用の実際
3 時祷書の基本的構成
4 時祷書の制作と書籍工房
5 活版印刷による時祷書
6 時祷書の用途の多様化
第二章 時祷書の変容−典礼書から教訓書へ
1 周縁部のイメージ
2 予型論の物語絵シリーズ
3 暦の中世的宇宙
4 「人生における諸時期」
5 時祷書の暦と「人生の十二時期」
第三章 「羊飼いの暦」と中世的宇宙
1 羊飼いの知恵と心身の「健康」
2 「羊飼いの暦」と時祷書
第四章 「専門の読み手」とミセラニー写本
1 アマチュア絵師の仕事
2 北イングランドの宗教文学ミセラニー写本
3 解釈のユニットとしてのコンピラティオ
終章 中世の書物のポピュラリティ
註
あとがき
主要参考文献
索引

■著者
松田隆美(マツダタカミ)
慶応大学文学部教授 イギリス・ルネサンス文学 書物文化史

上記内容は本書刊行時のものです。