2011-01-29

多和田葉子『Kafka Kaikoku (カフカ開国)』書き下ろし新作

『カフカ開国』多和田葉子氏インタビュー
ベルリン日独センター広報紙93号、2010年12月
http://www.jdzb.de/images/stories/documents/interview%20tawada%20yoko%20echo%2093-j.pdf

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2011年2月にベルリン日独センターで、多和田葉子書き下ろし舞台劇『カフカ開国』を上演します。出演はベルリンの劇団らせん舘で、計6回の公演を予定しています。原作者の多和田葉子氏は東京で生まれ、早稲田大学でロシア文学を専攻しました。初めてドイツを訪れたのは1979年、シベリア鉄道の旅です。1982年にハンブルクに移住し、ハンブルク大学でジーグリット・ヴァイゲル教授の下で現代ドイツ文学を専攻、チューリッヒ大学で文学博士号を取得します。1986年にドイツ語による作品がモノグラフ『Japan-Lesebuch』(テュービンゲン、Konkursverlag
出版)に収録されて文壇デビュー、翌1987年に日独語の詩集『あなたのいるところだけ何もない・Nur da wo du bist da ist
nichts』が刊行されます。日本で初めて刊行された単行本は1992年の『三人関係』(講談社)です。以後、日本語とドイツ語による執筆活動を続け、日独で多数の賞を受賞しています。
『カフカ開国』公演に向けて、本紙は2005年に本拠をベルリンに移した多和田葉子氏にインタビューしました。


編集部:『カフカ開国』は先生の最新の戯曲です
が、タイトルの意味および内容(簡単なあらすじ)
を教えてください。

多和田:これは、ドイツ語の「ウンゲツィーファー」
という単語をめぐる劇と言っていいかもしれま
せん。カフカの『変身』ではみなさんご存じのよ
うに、主人公グレゴール・ザムザがこの「ウンゲ
ツィーファー」に変身してしまいますが、邦訳は「
害虫」その他いろいろありますね。クルーゲ語源
辞典で調べてみると、この単語はもともと「不浄
な動物」、おそらく「不浄なので、生け贄にふさわ
しくない動物」という意味であったろうと書かれ
ています。変身してしまったグレゴールはもう仕
事ができなくなる、あるいは仕事をしなくてもよ
くなるわけです。両親の借金を返すために働か
なければならなかったはずが、変身してしまって
からは不思議なことに、借金のことはもう問題に
されず、結局は家族がグレゴールの妹の結婚に
未来への希望をたくすことで終わっています。
『カフカ開国』はこの謎に満ちたカフカの「変
身」を芝居にしたものですが、同時に日本の開
国に関する物語でもあり、「夜叉が池」が出てき
て、泉鏡花自身も登場します。鏡花は、日本の近
代化が始まっても江戸時代の妖怪を忘れること
なく、怪しい世界を言語の中にすくいとることに
成功した作家だと思います。


編集部:先生の文学創作活動において、カフカは
どのような意義をもつのでしょうか。


多和田:カフカの文学では言語そのものの魔
術性と超現実主義的な要素がお互いに作用し
あっていて、ドイツ語文学の中では例外的な存
在だと思います。カフカは中学生の時から好き
でしたが、後にヴァルター・ベンヤミンのおかげ
で、再発見することができました。わたしは世界
各国を旅してきましたが、カフカはいろいろな
文化圏で若い人に読まれています。日本やアメ
リカだけでなく、中国やイスラム圏でも熱心な
カフカの読者と出会うことができました。


編集部:先生は日本語とドイツ語で執筆活動を
続けておられますが、最新作はどちらの言語で
書かれましたか。また、その言語を選んだ理由
も教えてください。

多和田:『カフカ開国』では、ある国で作り上げ
た作品をもう一つの国に輸出するのではなく、
作り上げる過程で既に、わたしたちが生活し、
稽古し、シュピーレンしている場所から学びた
いと思いました。この場合、場所というのはドイ
ツ語のことです。「シュピーレン」というドイツ語
には「芝居を上演する」という意味もありますし、
言葉遊びをする場合の「遊び」もシュピーレンで
すね。前者はらせん館の仕事、後者はわたしの
仕事です。このお芝居には日本語の部分もあり
ますが、その部分は意味が分からなくても、音
として楽しめると思います。


編集部:劇団らせん舘は、1997年から『サンチョ
パンサ』『 舞台動物』『 旅をする裸の眼』等の先
生の作品を上演してきました。らせん舘は、「諸
文化の狭間において、言葉の可能性の限界を追
求し、現代的な演劇形式を開発すること」を目指
しています。先生も、日本語とドイツ語、また日本
文化とドイツ文化の間をひんぱんに往来する人
物と目されていらっしゃいます。そういう意味で先
生とらせん舘は気性の似通う、親和力が作用す
る同士と言えるでしょうか。


多和田:わたしは魂がたくさんあるので、これ
からも魂の呼びあうたくさんのアーチストと出
遭いたいと思っています。ただし、派閥や一族
を作る気はありません。らせん館は1992年から
わたしの作品を舞台にのせ続け、他には例のな
い独自の美学を作り上げてきています。今の時
代、母語の通じない場所で暮らしているアーチ
ストや知識人はたくさんいます。外国語を舌に
のせる感触は、時代を代表する感触と言ってい
いのではないでしょうか。外国語を話す時、穴
があいていたり、折れていたり、割れていたり、
壊れていたり、ゆがんでいたりする部分があり
ますが、そんなところにこそ、本当に知る価値の
ある事柄が見えてくると思うのです。


編集部:先生の創作活動は詩、エッセイ、散文、
戯曲、放送劇と幅広く、ピアニストの高瀬アキさ
んと一緒にベルリン日独センターでデュオ・パ
フォーマンスの公演をされたこともあります。一
番好きな創作ジャンルを特定することは可能で
しょうか。そして、文学者として最も大きな影響を
受けたのは、どのジャンルでしょうか。


多和田:戯曲を読むのは昔から好きで、シェイ
クスピア、チェーホフ、ギリシャ悲劇から始まっ
て、クライスト、ビューヒナー、ハイナー・ミュラー
など読みました。でも詩や散文などを読んだり
書いたりするのも戯曲と同じくらい好きです。
どのテキストも自分に合った形式を見つける
必要があります。だからいろいろなジャンルで
創作するのです。


編集部:『カフカ開国』は、「日独交流150周年」の
公式認定行事として上演されます。作品に、日独
関係に関する言及もありますか。


多和田:長い鎖国が終わって、日本は長い間閉
じていたささやかな扉を開きました。プロイ
センは近代化のスピードが速かったので日本
の近代化のお手本に選ばれました。でも近代
化を猛スピードで行なうことは人間や文化に
どのような影響を与えるのでしょう。江戸時代
の化け物や幽霊たちは姿を消す暇がなかった
ので、生き残り、最新技術、アニメ、マンガの中
に再登場します。日本はただただ遅れまいとし
て、近代化、軍事化、アジア隣国の植民地化、戦
争、民主化、工業化の中を突っ走ってきました。
今こそ足をとめて休息しながら、自分の国の歴
史を批判的に振り返ってみる時が来たのでは
ないかと思います。

大空社『世界文学総合目録 全10巻』第4回配本(2012年6月) 978-4-283-00636-2第7巻 ドイツ編 00637-9

明治初年から昭和二十年までに初訳が行われた外国作家を網羅し、
その作家の翻訳作品を作品別の目録として編纂。
収録した作家については、本書刊行時までに刊行されたすべての翻訳作品を収録。
図書のみならず新聞・雑誌を含めた初の作家・作品別総合目録!
原作者別・作品別の構成、配列はそれぞれの年代順に目録化。
翻訳掲載紙誌および図書の装幀と挿絵で、それぞれの作家がどのようなイメージで受容されてきたかを明らかにする。
各作家の略伝、原典資料に語らせる作家像の変遷と連動して、作品目録の歴史的位置を理解できる構成とする。
【各巻構成】
1 国・地域別編成
2 作家(原作者)の50音順配列
3 各作家の構成
a) 略伝
b) 明治・大正・昭和・平成の日本における作家像——代表的文献より抄出した資料集
c) 翻訳掲載紙誌・図書の挿絵・装幀——多数の貴重図版でたどるイメージ集
d) 作品別翻訳文献目録——新発見資料を多数収載。初訳の登場・各翻訳の影響関係が一目瞭然となる年代順配列
4 解説・論考(配本/地域ごとに収録)
外国文学受容の歴史・時代背景を主要叢書などの目録を使って解説。また、専門研究者による最新の論考を多数収録。
■B5判・上製・クロス装・各巻400〜500頁
■各配本セット定価(本体48,000円+税)
■各巻定価(本体24,000円+税)〈分売可〉
http://www.ozorasha.co.jp/bungaku.html#A-807

この展覧会は、「変身-変容」をテーマに人間とそうでないものとの境界を探るもの

東京アートミーティング トランスフォーメーション - 東京都現代美術館
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展覧会概要[中沢新一・長谷川祐子 共同企画]
生きることは変わること。細胞や知識の更新、時代、環境との出会い、また想像力によって、日々私たちは変わっていきます。
この展覧会は、「変身-変容」をテーマに人間とそうでないものとの境界を探るものです。古今東西、変身をテーマにしたイメージや芸術は多くつくられてきました。特に日本においては、昔話から現代の漫画やアニメのキャラクターに至るまで、豊かなイメージが溢れています。
では今、なぜ「変身-変容」なのか?インターネットやグローバル経済、テクノロジーの発達によって、従来の社会に属する「人間」という形がぶれはじめ、その存在には、かつてないほどの多様性が生まれつつあります。
本展では、動物や機械、想像上の生き物、異なる遺伝子組成をもつ体など、人とそうでないものの間を横断する多様なイメージが、絵画、彫刻、映像、アーカイヴ、シンポジウムなどを通して展開されます。そこで表現される「変身-変容」する形は、私たちの夢や希望、おそれをひとつの予兆として映し出します。
1980年代から現在にわたり15カ国21組のアーティストたちによってつくられた作品を通して、今、変わることの可能性と意味を伝えます。
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東京アートミーティングとは
現代アートを中心に、デザイン、建築などの異なる表現ジャンル、およびその他の専門領域が出会うことで、新しいアートの可能性を提示します。第一回目は、「トランスフォーメーション」のテーマのもと、アートと人類学が出会います。東京藝術大学とも連携し、「東京藝大トランスWEEKS」として、将来世代の育成を図るための展示、パフォーマンス、シンポジウムなどを開催します。
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■出品作家
AES + F
マシュー・バーニー Matthew Barney
サイモン・バーチ Simon Birch
フランチェスコ・クレメンテ Francesco Clemente
マーカス・コーツ Marcus Coates
ヤン・ファーブル Jan Fabre
ガブリエラ・フリドリクスドッティ Gabríela Friɚriksdóttir
石川直樹 Naoki Ishikawa
バールティ・ケール Bharti Kher
イ・ブル Lee Bul
小谷元彦 Motohiko Odani
及川潤耶 Junya Oikawa
ジャガンナート・パンダ Jagannath Panda
パトリシア・ピッチニーニ Patricia Piccinini
シャジア・シカンダー Shahzia Sikander
スプツニ子! Sputniko!
ヤナ・スターバック Jana Sterbak
サラ・ジー Sarah Sze
高木正勝 Masakatsu Takagi
トゥンガ Tunga
アピチャッポン・ウィーラセタクン Apichatpong Weerasethakul
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アーカイヴ展示
古今東西、人類学からマンガまで「変身-変容」に関連する資料を展示することにより、展覧会とは別の角度から人間と動物の関係について探ります。
アーカイヴ設計:小田マサノリ(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所特任研究員)石倉敏明、大澤紗蓉子(多摩美術大学芸術人類学研究所)
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東京文化発信プロジェクトとは
東京文化発信プロジェクトは、世界の主要都市と競い合える芸術文化の創造発信、芸術文化を通じた子供たちの育成、多様な地域の文化拠点の形成を目的として、東京都と東京都歴史文化財団が芸術文化団体、アートNPO等と協力して実施しているプロジェクトです。
演劇、音楽、伝統芸能、美術など様々な分野のイベント、まちなかで市民とアーティストが協働するアートプログラム、子供向けの体験型プログラムなどの事業を展開しています。
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主 催 東京都、東京都現代美術館・東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、 東京新聞、東京藝術大学
特別協力 多摩美術大学芸術人類学研究所
助 成 ブリティッシュ・カウンシル財団法人ベルギーフランドル交流センター
協 力 NECディスプレイソリューションズ、株式会社ヤマト
中沢新一・長谷川祐子 共同企画
■東京都現代美術館 企画展示室1F, 3F, アトリウム
会 期 2010年10月29日(金)~2011年1月30日(日)
休館日 月曜日 *ただし1/3, 10は開館、12/29-1/1, 1/11は休館
開館時間 10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)

2011-01-04

2011年から著作がパブリック・ドメインとなった人Walter Benjamin

Public Domain Day - 1 January 2011(Public Domain Dayのサイト)
http://publicdomainday.org/2011

Happy Public Domain Day 2011!(COMMUNIAのサイトの記事)
http://communia-project.eu/content/happy-public-domain-day-2011

ニューヨーク市博物館デジタル化コレクション(ベータ版)

たとえばkeyword欄に「jewish」と入れて検索すると、82件のニューヨーク街頭の景色等がヒットします。(2011年1月4日現在)

Museum of the City of New York's Collections Portal
http://collections.mcny.org/MCNY/C.aspx?VP3=CMS3&VF=MNY_AboutUs

2010-12-31

『鴎外のベルリン——交通・衛生・メディア』

美留町義雄
鴎外のベルリン——交通・衛生・メディア
A5判上製/228頁/定価3500円+税
ISBN978-4-89176-797-6  C0095
*本書では「鴎」の字は正字を用いています(區+鳥)。


■内容紹介
鴎外が見聞した、2つの《帝国》の相貌。
代表作『舞姫』の舞台となるこの新興都市で、
少壮エリート鴎外森林太郎は何を実見し、
日本の現実へと変奏させたのか?
従来の作家像/作品像を刷新する、
新たなる《都市空間の文学》の試み。
カフカが住んだ時代のベルリンとは時期がずれるが、プラハの「衛生化」などの動きとカフカ文学を絡めて論じた
三谷研爾『世紀転換期のプラハ—モダン都市の空間と文学的表象』 三元社
http://franzkafka1883-1924.blog.so-net.ne.jp/2010-03-07

などの類書。

『ハプスブルク帝国の情報メディア革命—近代郵便制度の誕生』 (集英社新書)も併せて。


■著者紹介
美留町 義雄 (ビルマチ ヨシオ)
1967年、東京に生まれる。立教大学文学部ドイツ文学科卒業、同大学院文学研究科博士後期課程(ドイツ文学専攻)満期退学。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、大東文化大学文学部准教授。専攻、ドイツ近代文学を基盤とした比較文学・文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■資料として貴重
19世紀後半のドイツを再現する貴重図版80点以上収録!
ジャケット裏に、1889年当時の貴重なベルリンの市街図を掲載。
本書はもちろん鴎外文学を読み解くうえで必須の資料!

■目次
第1章 ベルリンの路上にて—鴎外の足
「菩提樹下」の石畳
アスファルト
交通と制度
「普請中」の道路

第2章 交通・身体・規律—「有楽門」をめぐって
「停留所に待てる群衆」
昇降口の秩序
日比谷公園有楽門

第3章 都市の衛生—下部構造と権力
中庭の光景
ベルリンの水
「下水を汲む」鴎外
東京の衛生

第4章 ベルリンの喫茶店にて—「バウエル茶房」と鴎外
カフェ・バウアー
鴎外とイタリア
情報センターとしてのカフェ
ベルリンのファスト・フード

第5章 伝便と広告柱—鴎外と情報メディア
伝便
気送郵便
断絶したネットワーク
「小包郵便物に就て」
広告柱
林立するリトファス柱
「独身」の終焉

2010-12-23

ドイツ国立図書館、オクスフォード大学、Europeanaが、第一次世界大戦期の私文書等のデジタルアーカイブ構築で合意

「私文書等」になにが含まれるかわかりませんが
興味深い取り組みです

http://current.ndl.go.jp/node/17313
ドイツ国立図書館、オクスフォード大学、Europeanaが、第一次世界大戦期の私文書等のデジタルアーカイブ構築で合意
Posted 2010年12月20日
2010 年12月16日、欧州デジタル図書館Europeanaのプレスリリースによると、ドイツ国立図書館と英国のオクスフォード大学、そして
Europeanaが第一次世界大戦期の私文書等をデジタル化し、オンラインアーカイブを作成することで合意したようです。これは、オクスフォード大学がすでに英国内で進めていた"Grate
War Archive"による同様の取り組みをドイツにも広げるために、Europeanaがドイツ国立図書館に対してオクスフォード大学との提携を持ちかけたことによるものとのことです。
Great War Archive
http://www.oucs.ox.ac.uk/ww1lit/gwa
1914-18 archive alliance signed (2010/12/16付け Europeanaのプレスリリース)
http://version1.europeana.eu/c/document_library/get_file?uuid=fa159661-1b01-4b2d-a862-172231afc9e0&groupId=10128
Germany and UK work together on First World War archive (2010/12/16付け
Research Informationの記事)
http://www.researchinformation.info/news/news_story.php?news_id=698
Britain, Germany to create online WW1 archive (2010/12/16付け Reutersの記事)
http://www.reuters.com/article/idUSTRE6BF3HJ20101216

2010-12-17

千葉市美術館ほか「ブラティスラヴァ世界絵本原画展とチェコの人形劇」展

先日、標記展覧会に行ってきました
http://www.ccma-net.jp/exhibition_01.html
全国各地を巡回するようなので、お近くであればぜひに

フルジム人形劇博物館の協力を得て、家庭用人形劇場8台及び人形約170体
が展示されていたのですが、
家庭用人形劇場が、『変身』の舞台そのもののような気がしました
1つの部屋を基本としていて、ドアの開け閉めによって場面が変わるという
人形劇のビデオ上映もあり、字幕なしですが臨場感があって
おもしろかったです
また、人形劇は、チェコナショナリズムの主力媒体であり、
「ドイツ人の圧政に苦しむ象徴的キャラクター」なども紹介されていました
(赤鬼のようなかんじでした)
盛んになったのが、ちょうど1912年からとのことで
そのあたりも興味深かったです

連続公開セミナー「小説の演劇化の理論と解釈」第2回:2010.11.11.(木)16時〜18時カフカ『審判』

企画のご案内です
Prof. Hans=Peter Bayerdörfer 連続公開セミナーの案内
テーマ:小説の演劇化の理論と解釈
講師:ハンス=ペーター・バイヤーデルファー教授(ミュンヘン大学演劇学研究所)
(Prof. Hans=Peter Bayerdörfer, Univ. München)
主催:中央大学文学部ドイツ語文学文化専攻
近年のドイツや日本では小説を舞台化することが演劇の大きな潮流となっています。ゲーテの『若きウェルテルの悩み』、フォンターネの『エフィー・ブリースト』やカフカの『審判』の舞台化などがその例として挙げられます。こうした傾向を踏まえ、今回の連続セミナーではドイツにおける小説の舞台化の理論と解釈についてバイヤーデルファー教授の説明をいただき、それから参加者間での討論を進めてゆく予定です。是非、ご参加ください。
* 本セミナーはドイツ語で進められます。
開催日時:
1回:11月 6日(土)16時~18時 : ゲーテ『若きウェルテルの悩み』
2回:11月11日(木)16時~18時 : カフカ『審判』
会場 :中央大学 多摩校舎 文学部ドイツ語文学文化専攻共同研究室(文学部3号館高層棟5F)
http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/campusmap/tama_map/index_j.html
http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/access/access_tama_j.html
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style="color:#0000FF;text-align:left">大きな地図で見る</a></small>

司会 :高橋慎也(文学部ドイツ語文学文化専攻教授)
参加申し込み:文学部ドイツ語文学文化専攻共同研究室(3号館5F、Tel:
042-674-3739)E-MAIL:shintaka@tamacc.chuo-u.ac.jp
*当日参加も可能です

電子展示「東欧における結婚式」

欧州デジタル図書館 Europeanaが新たなバーチャル展示を公開しました。今回のテーマは「東欧における結婚式」(Weddings in
Eastern Europe)とのことで、ハンガリー、リトアニア、ポーランド、スロベニアにおける結婚式の伝統について、お見合いから結婚式が終わるまでを、資料を交えて解説しています。
Weddings in Eastern Europe
http://econnect.ait.co.at/wedding-exhibition/
Wedding Traditions Featured In New Virtual Exhibition (2010/10/28付け
Eurooeanaのニュース)
http://version1.europeana.eu/web/guest/news/-/blogs/wedding-traditions-featured-in-new-virtual-exhibition

論文管理ソフトのご紹介

論文管理ソフト?のご紹介です
Academic reference management software for researchers | Mendeley
http://www.mendeley.com/
Mendeleyの使い方
http://acguy.info/mendeley

カフカ原稿の行方に判決が出たそうです

カフカ原稿の行方に判決が出たそうです
Kafkaesque conundrum
Scholars and lawyers have been poring over the contents of 10 bank
vaults opened this summer in Tel Aviv and Zurich: manuscripts written
in the hands of Franz Kafka and Max Brod. Their opinions may sway the
outcome of the bitter tug-of-war over the men's estates.
http://www.haaretz.com/weekend/week-s-end/kafkaesque-conundrum-1.314307
 Kafka's Last Trial
New York Times - ‎2010年9月22日‎
http://www.nytimes.com/2010/09/26/magazine/26kafka-t.html

『イディッシュ語辞典』 上田 和夫 著

<大学書林>
『イディッシュ語辞典』 上田 和夫 著
税込価格 : \63000 (本体 : \60000)
http://www.bk1.jp/product/3309749/?s=gm14082802

『チェコ民族再生運動』12,075円

> 著者の紹介文
> http://www.kobe-u.ac.jp/info/book/1005_03.htm
>
> 目次(pdf)
> http://www.iwanami.co.jp/.PDFS/02/2/0238610.pdf
>
> より詳細な概要については石川達夫のホームページ (http://web.cla.kobe-u.ac.jp/staff/ti/index)
> を参照されたい。また、岩波書店のホームページ
> (http://www.iwanami.co.jp/hensyu/tan/index_t.html) で最初の30ページを無料閲覧できる。

「演劇なるもの」をめぐっての原理的考察

> 演劇インタラクティヴ 日本×ドイツ
>
> 編者:谷川道子(東京外国語大学教授、GCOE研究協力者)、秋葉裕一(早稲田大学演劇博物館副館長、GCOE拠点副リーダー)
>
> 【内容】
> 世代、問題意識、専門領域を異にする十人の論者が、「演劇」をめぐって問いかけあい、語りあい、切り結んだ考察の軌跡
>
> 2010年3月1日発行
> A5判・291ページ
> 早稲田大学出版部
>
> 定価3,200円+税
> 【目次】
> 前口上 谷川道子
>
> 第一の段「演劇なるもの」をめぐっての原理的考察
> 第一場 中島裕昭:「キャラ」で見る喜劇—映画「釣りバカ日誌」とブレヒト/ヴォリヨキの『プンティラ』—
> 第二場 尾方一郎:人形劇、日本とドイツの場合—儀礼からオブジェクト・シアターへ—
> 第三場 本田雅也:ドイツと日本、「近代」と演劇—「国民/国家」が生まれるとき、「演劇」とのそれぞれのつきあいかた—
> 第四場 丸本 隆:ドイツの日本演劇受容にみる異文化「誤解」のダイナミズム—「能まがい」「歌舞伎もどき」が投じた波紋—
>
> 第二の段 20世紀初頭の<日本×ドイツ>演劇の同時代性と差異
> 第五場 谷川道子:築地小劇場の成立と展開—ドラマティストとしての久保栄の位置ー
> 第六場 市川 明:宝塚歌劇とカイザーの『二つのネクタイ』—堀正旗が残したもの—
> 第七場 萩原 健:<作品の美学>よりも<作用の美学>を!—戦前の日独アジプロ演劇の実践—
>
> 第三の段 現代演劇における<日本×ドイツ>の新たなる創造性
> 第八場 秋葉裕一:ベルトルト・ブレヒトと井上ひさし—「あとから生まれてくる人々へ」の「思い残し切符」—
> 第九場 大塚 直:アングラ演劇の世界的位相—寺山修司のドイツ体験と「市街劇」成立をめぐって—
> 第十場 四ツ谷亮子:一九九〇年代以降の現代演劇の実践と批評—ドイツと接する「点」から「面」へ—
>
> 後口上 秋葉裕一
>
> http://www.enpaku.jp/publish/book/publish20100301.html

ユダヤ人カフカ、系の研究書

Manfred Voigts: Geburt und Teufelsdienst. Franz Kafka als
Schriftsteller und als Jude.
Königshausen & Neumann, Würzburg 2008.
127 Seiten, 20,00 EUR.
ISBN-13: 9783826038020
Freigabedatum: 2008-01-07
Verlag: Königshausen & Neumann

Versuch, die Vieldeutigkeit oder gar Nicht-Interpretierbarkeit von
Kafkas Texten zu dessen Existenz als Westjude in Beziehung zu setzen.
Voigts greift dabei u.a. auf die Sprachtheorie von Moses Mendelssohn
zurück.
書評
http://www.literaturkritik.de/public/rezension.php?rez_id=12052&ausgabe=200807
http://books.google.com/books?id=a7q3znB9Wn8C&pg=PP1&dq=Geburt+und+Teufelsdienst.+Franz+Kafka+als+Schriftsteller+und+als+Jude.&as_brr=3&ei=YGTnS8zDN5islQT_qKznCQ&hl=ja&cd=1#v=onepage&q&f=false

本の紹介 アラビア圏におけるカフカ受容

興味深い新刊のご紹介です
単なる「受容事情史」だけでなく、作品に伺えるカフカのアラブ観もふまえて
トータルに論じられていたら最高ですが・・
Atef Botros
Kafka – Ein jüdischer Schriftsteller aus arabischer Sicht
(Band 29 der Reihe Literaturen im Kontext. arabisch – persisch – türkisch)
ISBN 978-3-89500-673-9
2009, Gebunden. 276 Seiten, 240 x 170 mm
19,80 €
Dr. Ludwig Reichert Verlag
Tauernstraße 11
D-65199 Wiesbaden
Tel.: +49 (0)611 46 18 51 oder 946 59 11
Fax: +49 (0)611 46 86 13
■著者紹介
http://www.gei.de/index.php?id=562&L=1
http://www.uni-marburg.de/cnms/arabistik/team/botros
■内容紹介
Dieses Buch widmet sich der arabischen Kafka-Rezeption von 1939 bis
zur Gegenwart. Der Fokus liegt auf der Auseinandersetzung mit Franz
Kafka und seinem Werk durch arabische Intellektuelle, behandelt aber
auch die produktive Rezeption und stellt Werke aus der modernen
arabischen Literatur vor, die Kafkas Literatur nahstehen. Diese
Kernfrage der Rezeption als Kulturübersetzung erweitert sich um die
Beschäftigung mit Kafkas jüdischer Zugehörigkeit im Kontext des
jüdisch-arabischen Konflikts. Über diese Umwege der Rezeption wird die
moderne arabische Ideengeschichte in ihrer Vielfalt nachgezeichnet.
„Diese Beschreibung und Erklärung des arabischen Kafka liefert uns
eine sehr aufschlussreiche Charakterisierung dessen, was man im Westen
inzwischen als „Krise der arabischen Identität" zu bezeichnen sich
angewöhnt hat. Ich kenne keinen tieferen Zugang zu solcherart
Zwangsvorstellungen im Kontext des „Jüdischen" als seine detaillierte
Analysen."
Prof. Georg Meggle (Philosoph, Leipzig)
„Das Buch warnt vor dem Niedergang einer langen hermeneutischen
Tradition in einen literarischen Diskurs, der in politischen
Stereotypen gefangen ist. Er will die Momente bewahren, in denen
Kafkas Werk sich in einer seltenen Nähe zu der modernen literarischen
Tradition in der arabischen Welt findet und zur Quelle eines
progressiven Denkens in Ägypten wurde."
Galili Shahar, Haaretz, 29.09.2008
„Unabhängig von Hautfarbe, Religion, Sprache und Ort spürt jeder
Mensch die Nähe eines kranken Freundes, der in Prag lebte, seine Werke
auf Deutsch verfasste und dessen Botschaft trotz des verfrühten Todes
alle Zeiten überlebte; sein Name ist Franz Kafka", schrieb der
deutsch-irakische Schriftsteller Najem Wali. In noch größerer Nähe des
arabischen Alltages kommt Kafka in einem Gedicht des palästinensischen
Dichters Mahmud Darwisch vor: „Unter meiner Haut fand ich Kafka
schlafend, in Übereinstimmung mit unserem Alptraumgewand und mit der
Polizei in uns." Auch der Literaturnobelpreisträger Naguib Mahfouz
schrieb: „Gekannt habe ich Kafka schon vor mehr als vierzig Jahren,
aber begegnet bin ich ihm erst vor allem nach der arabischen
Niederlage von 1967."
Seit 1939 wird Kafkas Werk in der arabischen Welt gelesen,
kommentiert, übersetzt und ziemlich kontrovers diskutiert: Zwischen
Identifikation, Aneignung, literarischer Inspiration, Projektion,
Fehldeutung und Politisierung. Eine weit reichende Verbreitung erfährt
er erst 1946 durch die einführenden Essays des ägyptischen
Schriftstellers Taha Husain. Seine Kafka-Kommentare können als Teil
seines Säkularisierungsprojekts begriffen werden.
Während Kafka in der arabischen Welt in den sechziger Jahren eine
besondere Bedeutung erlangt, verschärft sich die osteuropäische
Polemik gegen ihn im Kontext des Kalten Krieges. Angeregt durch diese
Polemik und im Zuge des aufsteigenden arabischen Antizionismus stellt
sich plötzlich ab 1971 die Frage nach Kafkas Haltung zum Zionismus.
Die Rezeption des jüdischen Dichters, der sich überwiegend in Kreisen
des Prager Zionismus bewegt, wurde nach der Verschärfung des
Nahost-Konfliktes maßgeblich erschwert.
Die Abhandlung befasst sich mit der gesamten Rezeptionsgeschichte,
fokussiert vor allem auf bedeutenden Auseinandersetzungen arabischer
Intellektueller und geht darüber hinaus, um diese Rezeption im Kontext
der modernen arabischen Ideengeschichte zu deuten. In diesem
Verständnis versteht sie sich als Teil einer zukunftsorientierten
Forschung, die sich mit Austauschprozessen, Ideentransfers,
Kulturübersetzung, Überlappung und Interferenzen zwischen Europa und
dem arabischen Raum befasst, ohne diese Sphären als Gegensätze zu
begreifen.

Fwd: カフカと同世代のアメリカ人の卒業アルバム

米ノースカロライナ大、19世紀末から20世紀半ばごろまでの学生の卒業アルバム等をデジタル化
Posted 2010年2月22日
米国のノースカロライナ大学が、学生の卒業アルバム(1890年〜1966年)や卒業生に関する雑誌(1912年〜1924年)等、かつての学生生活を知るうえで貴重な資料をデジタル化し、ウェブで公開しています。この卒業アルバムデジタル化は、他に3つの大学も加わって取り組んでいる卒業アルバムデジタル化プロジェクトの一環だということです。デジタル化はInternet
Archiveとのパートナーシップの下で行われ、デジタル化した資料はInternet Archiveのウェブサイトで管理されています。
Digitized UNC Yearbooks Bring University's History to the Web
- Library News and Events 2010/2/17付けの記事
http://www.lib.unc.edu/blogs/news/index.php/2010/02/digitized-unc-yearbooks-bring-universitys-history-to-the-web/
UNC Yearbooks(卒業アルバム)
http://www.lib.unc.edu/ncc/uncyearbooks.html
The Alumni Review(卒業生に関する雑誌)
http://www.lib.unc.edu/ncc/alumnireview.html
Carolina Digital Library and Archives Digital Production Center
http://cdla.unc.edu/index.html?page=dpctech

Felix Weltschの伝記

Kafkas fast unbekannter Freund: Leben und Werk von Felix Weltsch.
Philosoph, Journalist und Zionist (Broschiert)
von Carsten Schmidt (Autor)
Broschiert: 300 Seiten
Verlag: Königshausen & Neumann (März 2010)
Sprache: Deutsch
ISBN-10: 3826042743
ISBN-13: 978-3826042744

全欧州規模のホロコースト関係資料のオンラインデータベース化プロジェクトが始まる

http://current.ndl.go.jp/node/17138