2011-06-23

2011年5月21日(土)-11月19日 (土)GCOE総合博物館市民セミナー「言葉は境界を超えて-ロシア・東欧作家の作品と世界」

境界研究の拠点形成 北海道大学グローバルCOEプログラム (北大GCOE)

GCOE総合博物館市民セミナー
「言葉は境界を超えて-ロシア・東欧作家の作品と世界」
会 場 北海道大学総合博物館1階「知の交流コーナー」
参加について 無料・申込不要(定員60名を超えますと立ち見となる場合がございます)

プログラム

・5月21日(土) 13:30〜
「ロシア文学と境界」
望月哲男(北海道大学スラブ研究センター)

・6月25日(土) 13:30〜
「詩人ゲンナジー・アイギと言語の境界」
アトネル・フザンガイ(チュヴァシ国立人文科学研究所)、日本語通訳付き

チュヴァシ民族出身の詩人ゲンナジイ・アイギは、ロシア語の詩作品を通してその名が広く知られるようになりました。その一方で、彼は母語であるチュヴァシ語でも創作を続け、これら二つの言語を使って、それぞれ異なる作風の詩を書き分けていました。セミナーでは、アイギのことをよく知るアトネル・フザンガイ氏が、詩人の二言語使用にいたるいきさつや、用いられる言語と詩の世界の関係について、詳しく解説します


・7月16日(土) 13:30〜
「ナボコフとジャンル越境」
若島 正(京都大学)

・8月21日(日) 13:30〜
「ハイドンの境界性(仮)」
講演:伊東 信宏(大阪大学) 演奏:宮本 佳代子(バイオリン)、前田 有紀(チェンバロ)

・9月17日(土) 13:30〜
「ポーランド移民と越境(仮)」
井上 暁子(北海道大学スラブ研究センター)

・10月15日(土) 13:30〜
「カフカについて(仮)」
三谷 研爾(大阪大学)

・11月19日(土) 13:30〜
「旧ユーゴ圏内における境界を巡る記憶の語り
:セルビア、クロアチア、ボスニアの現代作家による試み」
亀田 真澄(東京大学大学院/日本学術振興会特別研究員)