平野嘉彦=著
定価:3360 円(本体:3200 円)
四六判
292頁
2012.03
ISBN978-4-582-70291-0 C0010
NDC分類番号 130
序論
"儀式殺人"の歴史
『タルムード・ユダヤ人』をめぐって
第1部
ボヘミアの"儀式殺人"
マサリックの異議申立
「暗示」をめぐって
第2部
フロイトの『日常生活の精神病理学』
クラウスの『炬火』
カフカの『審判』)
第3部
それぞれの歩み
ウィーンのヒルスナー、あるいはヒルスナーのウィーン
ウィーンからの出立
ユダヤ人による儀式殺人伝説は13世紀に遡るが、近代のそれは国民国家の論理の帰結として復活した。事件へのユダヤ系知識人の多様な反応から、Judeであるとは何かを描く異色の思想史。