2013/05/20発売予定 哲学・宗教・歴史・地理
戦う女、戦えない女
第一次世界大戦期のジェンダーとセクシュアリティ
レクチャー 第一次世界大戦を考える
ISBN:978-4-409-51118-3
本体価格:1600円+税
判型:四六
Cコード:C1320
林田 敏子
(人文書院)
戦う女、戦えない女 新刊
第一次世界大戦期のジェンダーとセクシュアリティ
戦う女、戦えない女
愛国熱と制服フィーバーの時代
著者 林田 敏子 著
ジャンル 社会 > ジェンダー
歴史
シリーズ レクチャー 第一次世界大戦を考える
出版年月日 2013/05/20
ISBN 9784409511183
判型・ページ数 4-6・164ページ
定価 本体1,600円+税
■内容紹介
愛国熱と制服フィーバーの時代
総力戦は同時に女性の社会進出もおしひろげた。
戦えない性である女性は、愛国心をどう示したのか。
カーキ・フィーバー、社会進出の象徴でもある制服への熱狂。
大戦は女性をどう変えたのか、戦いのなかの女性を描き出す。
■目次
はじめに
1 カーキ・フィーバー
2 大戦がひらいた世界
3 制服の時代
4 生産か生殖か
第1章 戦いを鼓舞する女
1 募兵ポスターのなかの女性
2 白い羽運動
第2章 ベルギーの凌辱
1 「ベルギーを忘れるな」
2 ブライス委員会報告
3 イーディス・カヴェル事件---ベルギーに散ったイギリス人看護師
第3章 愛国熱と戦争協力
1 女性参政権運動の休止
2 女性警察---統制か保護か
3 別居手当と妻の監視
4 女性農耕部隊----農村における労働代替
第4章 「戦う」女たち
1 銃後の世界から戦場へ-----女性ヴォランティア予備軍
2 陸軍女性補助部隊
3 性的スキャンダル
4 「越境する女」への批判
5 女性戦士か家庭の天使か
6 「越境する女」の自己意識
おわりに
1 セクシュアリティの戦争
2 大戦が変えたもの、変えなかったもの
3 「空」への扉