弱い思考
ヴァッティモ ジャンニ;ロヴァッティ ピエル・アルド【編著】;上村 忠男;山田 忠彰;金山 準;土肥 秀行【訳】, 法政大学出版局,
2012.8.15, 374p
暴力性をともなう形而上学との決別。エーコなど、現代イタリアの思想家11名による論集。世界的に影響を与えた哲学アンソロジー。
[目次]
    弁証法、差異、弱い思考(ジャンニ・ヴァッティモ)
    経験の過程でのさまざまな変容(ピエル・アルド・ロヴァッティ)
    反ポルフュリオス(ウンベルト・エーコ)
    現象を称えて(ジャンニ・カルキア)
    弱さの倫理-シモーヌ・ヴェーユとニヒリズム(アレッサンドロ・ダル・ラーゴ)
    「懐疑派」の衰朽(マウリツィオ・フェッラーリス)
    ハイデガーにおけるlucus a(non)lucendoとしての開かれ=空き地(レオナルド・アモローゾ)
    ウィトゲンシュタインと空回りする車輪(ディエーゴ・マルコーニ)
    雪国に「城」が静かにあらわれるとき(ジャンピエロ・コモッリ)
    カフカのアイデンティティなき人間(フィリッポ・コスタ)
    社会の基盤および計画の欠如(フランコ・クレスピ)
