2013-02-05

12年間で450回にも及んだディケンズの自作朗読

ディケンズも朗読好きだったようです

『ディケンズ朗読短篇選集(�)』は、これまで未訳のまま残されていたディケンズの朗読台本7篇の初訳である。
 2012年はディケンズが生誕してから丁度200年目にあたり、それを記念しての出版である。
 12年間で450回にも及んだディケンズの自作朗読がどういう意味を持ち、どのようになされ国民にどう受け止められていたかは「解説」に詳しい。

ディケンズ朗読短篇選集(�)
チャールズ・ディケンズ/小池滋・西條隆雄 編
ISBN 978-4-87571-063-9
判 型 4/6判 並
頁数 271ページ
定 価 1,890円(税込)
刊行年 2012年5月

目 次

 はしがき                小池 滋

 憑かれた男               藤本隆康訳
 リトル・ドンビー物語          小池 滋訳
 ギャンプ夫人              西條隆雄訳
 ヨークシャー学校のニコラス・ニクルビー 荒井良雄訳
 バスチーユ獄の囚人           西條隆雄訳
 小人のチョップス氏           松本靖彦訳
 リリパー夫人の貸間           西條隆雄訳

 解説                  西條隆雄