2012-05-29

『カール・ポランニー 市場社会・民主主義・人間の自由』

若森みどり 著
発売日:2011.11.11
定価:4,200円
サイズ:A5判
ISBNコード:978-4-7571-2285-7

市場社会の破壊的な性格を論じた古典『大転換』の著者・カール・ポランニーの思想の全体像に迫る。最新の国際的な研究動向、ポランニー政治経済研究所の未公表資料を駆使した、俊英による本格論考。

カール・ポランニー(英: Karl Polanyi、ハンガリー語:
Polányi,Károly(ポラーニ・カーロイ)、1886年10月21日 - 1964年4月23日)は、ウィーン出身の経済学者。

■目次
序 章 ポランニーへのアプローチ
第1章 ポランニーの思想と人生
第2章 ポランニーの社会哲学の源流
第3章 市場社会の危機とファシズム分析
第4章 『大転換』の世界
第5章 「経済社会学」の誕生
第6章 産業文明と人間存在
終 章 ポランニーの知的遺産

■若森みどり(わかもり・みどり)
首都大学東京都市教養学部准教授。 専門は社会思想史。
共著書に『福祉の経済思想家たち』(ナカニシヤ出版)がある。